ICT技術及び超省エネ技術による
薬剤温度管理システムの確立
プロジェクト概要
患者の増加及び医療従事者の減少・負担増に伴い、インシデントやアクシデントの発生の危険性が高まっています。特にがん治療に使われるハイリスク薬剤を中心に安全な薬剤投与を行うシステムの確立が急務となっています。また、昨今のエネルギー問題より、医療行為をどのような状況においても継続かつ安定的に行える省エネ型病院管理が必要となっています。このため、ICT技術及びCO2冷媒を中心に環境に配慮した冷凍・冷蔵技術による抗がん剤の院内物流管理システムの開発と事業化を目指しています。

プロジェクトメンバー
サンデン(株)、群馬大学、群馬県立がんセンター、群馬産業技術センター、凸版印刷(株)、トッパン・フォームズ(株)、群馬県アナログ関連企業連絡協議会(57社)


サンデン(株)
群馬再開発プロジェクト産学官推進担当
小沼 健夫
群馬大学医学部附属病院薬剤部をはじめ、多くの関係機関のご協力により、医療現場の課題を把握させていただき、今回のプロジェクトの活動となりました。
この特区指定により、今まで参入が難しかった医療・健康分野にチャレンジできる良い機会だと捉え、本プロジェクトを進めていきたいと考えています。