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ものづくり

がんマーカー細胞を高感度迅速に検出するデバイスの開発

マイクロファイバー技術を用いがん細胞等を高感度迅速に検出

プロジェクトイメージ

 

プロジェクト概要

様々な機能を有する高分子合成と、それを用いたナノ・マイクロファイバー作製の技術開発を行い、血液中に極微量存在するがんマーカーを高感度・迅速に、さらに高精度に検出する診断システムを確立しようとするものです。群馬県繊維工業試験場、東京大学、民間企業が協力し、ファイバーの形状、力学物性、表面物性を精密に制御する技術と、ファイバー内の微小反応場における生体物質との相互作用を明らかにする研究を行っています。血液中のがん細胞を繊維表面に特異的に結合させることで高度に選択的に分離させ、前立腺がんなどの転移性がんにおける予後予測や治療効果判定といった臨床診断につなげることを目指しています。

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プロジェクトメンバー

群馬県繊維工業試験場、東京大学、(株)アート、日本化薬フードテクノ(株)、和興フィルタテクノロジー(株)

 

プロジェクトメンバー近影Voice

東京大学工学系研究科
バイオエンジニアリング専攻
教授 高井 まどか

血中循環がん細胞・CTCのマーカーたんぱく質を高感度で速やかに検出できれば、治療後診断の患者さんが、担当医と話をしているうちに検査結果を知ることができます。従来技術では5〜10時間必要としていたものが10分以内へと、時間短縮はもちろん、簡易検出装置なので医療設備に対する費用も軽減できます。

将来的には、iPS細胞に対する、異常・正常細胞の選別にも対応する技術で、これからの技術進歩に期待したいです。