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ものづくり

毛細血管内血液流動性測定装置の開発

加圧光センサー技術により、がん患部の新生血管の増減を測定し、がん治療効果を短時間で判定

プロジェクトイメージ

 

プロジェクト概要

(株)アドテックス外観がん細胞は通常細胞よりも増殖が速く、新たに毛細血管を作る働きが活発です。がん治療により病変部のがん組織が縮小・消失すれば、患部の新生血管は減少・停止することになります。つまり、がん治療患部の毛細血管の状態を診断して新生血管の増減を測定すれば、がん治療効果を測ることが可能であるということです。

開発を行う毛細血管内血液流動測定装置は、患部に外部から圧力を加えて、患部付近の組織と血管を圧迫して血流を抑えた場合と、圧力を解除して血流が再開した場合との血液流動量を光センサーで測定し、その差分から新生血管の増殖を判定するものです。

本技術により、小型安価、消耗品不要、座位計測可能、熟練不要など、従来の方式の欠点のほとんどが解消される見込みです。現在、医療機器を開発するための基礎実験は完了し、臨床応用研究と実用機の開発を進める段階となっており、医療現場でも本技術の実用化が望まれています。

各製品画像

 

プロジェクトメンバー

(株)アドテックス、群馬大学、自治医科大学、群馬県立がんセンター及び他臨床研究機関(海外研究機関含む)、治験医療機関

 

プロジェクトメンバー近影Voice

(株)アドテックス
代表取締役
佐藤 弘男

治療が効果をあげているかをより早く見たいというがん治療の要望に、このアクティブ毛細血管血液流動性測定技術(無侵襲組織評価技術)は応えられるのではないかと思っています。当社のコア技術である高度自動制御、微小信号処理、組込みソフトウェア開発そしてメカトロ技術が、この無侵襲組織評価技術の実現に役立っています。医療機器開発は小企業にとって容易ではありませんが、やりがいのある仕事なので今後も挑戦を続けます。