群馬がん治療技術地域活性化総合特区
群馬県
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群馬がん治療技術地域活性化総合特区とは

群馬のポテンシャル

1.医療先進県ぐんま

中学生までの子ども医療費無料化

pot_p01県内の住所地にかかわらず、安心して医療が受けられるよう、県と市町村が協力して子ども医療費の助成をしています。所得制限や受診時の自己負担がなく、入院・通院を問わず中学校卒業までの医療費を無料にする取り組みは、全国で群馬県が初めてです。

がん対策

群馬県では、平成22年12月に議員提案により「群馬県がん対策推進条例」が制定され、県民が一体となってがんに負けない群馬づくりを目指しています。

また、群馬大学には、県、市町村、大学の共同事業として世界最先端のがん治療が行える「重粒子線治療施設」が設置され、平成22年3月の治療開始以来、これまで1,000名を超える方に対し治療が行われています。

群馬大学重粒子線医学研究センター外観
群馬大学重粒子線医学研究センター(GHMC)

■世界最先端の重粒子線治療■

重粒子線治療は、炭素イオンを光の約70%のスピードに加速してがん細胞に照射することにより、メスを使うことなく「切らずに治せる」最先端の治療法です。がん細胞に強いダメージを与えることができるため、これまで放射線が効きにくいとされてきたがんにも高い治療効果を発揮します。また、がんの位置や形状にあわせてダメージの強さ(線量)を調節できるため、少ない副作用で治療が可能であるほか、治療のための照射回数が少なく短期間で治療可能なため社会復帰が早い治療法であるなど、QOL(クオリティーオブライフ)の高いがん治療法として期待されています。

重粒子線とは?

放射線は、空間や物質中を波や粒子の形で伝わり、物質にエネルギーを与えます。放射線の中で電子より重いものを粒子線、ヘリウムイオンより重いものを特に重粒子線と呼びます。現在では、炭素イオンが重粒子線治療に使用されています。

図:重粒子線とは?

重粒子線治療のしくみ

重粒子線(炭素イオン)を光のおよそ70%のスピードに加速して照射し、体の深部のがんに強いダメージを与えます。メスを使うことなく痛みを伴わずに、体内のがんを治療できます。

図:重粒子線治療のしくみ

 

2.ものづくり技術の集積

長年培ってきた高度な技術を有する企業が集積

群馬県では、明治初期から富岡製糸場など繊維産業が栄えたほか、東洋一の航空機メーカーであった中島飛行機を中心に機械製造業が発展し、長年「ものづくり」の技術が培われてきました。

現在は、自動車関連産業や電子部品・電気機器関連産業、こうした産業を支える高度な基盤技術を有する企業が集積しています。

これらの企業は金型加工、プラスチック加工、計測技術、センシング技術、制御技術などの医療機器製造に必要とされるキーテクノロジーについて高い技術力を有しています。

図:次世代産業の育成に向けた取組

 

次世代産業の育成に向けた取組

ものづくり技術の集積を活かして市場性、将来性が見込まれる産業を育成していくため、平成23年5月、県内の主要企業、商工団体、産業支援機関、大学、行政等が集まり「群馬県次世代産業振興戦略会議」がスタートしました。

会議では、医療産業を群馬県の次世代を担う産業分野として位置付け、産学官の連携により、重点的にその振興に取り組んでいます。

図:ものづくり技術の集積

 

3.立地優位性

企業立地全国第1位

高崎空撮群馬県は、平成24年工場立地動向調査において、製造業の立地面積が全国で第1位となりました。

これは、本県が東京から100km圏内にあり、東京圏と各地域を結ぶ高速交通網(新幹線・高速道路)の結節点となっていること、太平洋岸や日本海岸の主要な港湾や空港にもアクセスが可能であり、内陸型通関(インランドポート)も設置されていることなど、立地優位性が評価された結果です。

また、地震等の災害リスクが少ないことから、県外からの企業立地も進んでおり、生産や物流のバックアップ拠点としても注目されています。